12/28 24:00start FM Ginowan 79.7Mhz 今年も残すところあと4日。今回は今年をふりかえってということで、2022年にオンエアした楽曲からの選曲になります。 今年は、二人のアーティストさんの特集番組を組みました。7月には、6月22日にSoftlyをリリースした山下達郎さん。「ミライのテーマ」を選びました。山下達郎さんの楽曲を聴くと、丁寧に物をつくると時代を超えて評価されることの証明のように思えます。 11月にはブルーススプリングスティーン、11月11日リリースの新しいアルバムの特集を行いました。今日はNight Shiftをお聴きいただきます。人の心の痛みに敏感な人という印象がありますね。そういうところがブルーススプリングスティーンの魅力だと感じます。 大嶋さんの選曲からは、チャーリーパーカーのMy little suede shoes。大嶋さんのジャズの選曲、毎回のリクエストには本当に助けられたと思います。今年もありがとうございました。 最後は、自分にとっての本年度の最優秀R&Bバンドの十三号地楽団さんから、「ぼんやり」。作詞作曲のほまさん、ボーカルのヨッシーさんは、私にとっての男性女性のそれぞれの新人賞です。 来年は1月4日にスタートです。今年も本当にありがとうございました。また、来年もどうそよろしくお願いいたします。
月: 2022年12月
12月21日オンエア:Night Time Music Vol. 98 NTM的2022クリスマス特集です
さあ、クリスマスまであと3日。今回はクリスマス特集です。一曲目は、1984年のBand Aid, Do they know it’s Christmas。先週の話題のニューロマンティックのミュージッシャン達によるチャリティだったというのがわかります。最後のコーラスはいつ聴いても涙がでてきます。Let them know it’s Christmas time againのリフレインの合唱はいいですね。2曲目は昨年のこの時期に遊びに来てくれた松本文子ちゃんが選んでくれた楽曲で、サラマクラフランから、Christmas time is here。雪の積もった静かな晴れた日の朝が見えてきます。スヌーピーのアニメでも使われていた楽曲だそうです。大嶋さんの選曲は、盲目のジャズピアニストのマーカスロバーツからLet it snow。スケールアウトするような音をわざわざ選ぶところがかっこいいです。レイチャールズが音楽のジャンルにこだわらなかったように、マーカスロバーツもモダンジャズではなく、バーで演奏されるようなピアノの音楽を大切にしたそうです。音だけの世界で生きていらっしゃる方には楽曲の良さが全てですよね。最後は関田直美さんのリクエストで、ジョンレノン、オノヨーコ、Happy Christmas。名曲です。来週は今年をふりかえります。
12月14日オンエア:Night Time Music Vol.97 12月の音楽の2回目。整理してみたらほとんど1983年の冬の楽曲でした。
12/14 24:00start FM Ginowan 79.7Mhz 12月の音楽2回目です。1983年の暮れの大ヒット、ホール&オーツのSay it isn’t so。名曲ですねぇ。 2曲目は進化し続けるハービーハンコックの一番チャレンジングだった印象のある、Rock it。不安な夢のようなビデオクリップがすごかったですよね。この年1983年のグラミー賞のR&Bインストゥルメンタル・パーフォーマンス賞をとっています。 大嶋さんの選曲は、マンハッタントランスファーから、Happy holiday。実は、1969年にジャズボーカルグループではないボーカルグループからスタートしているそうです。一度解散したあと、ティムハウザーがタクシー運転手をしていたところ、女性ボーカリストがその乗客になって、そこから、新しいマンハッタントランスファーが生まれたとか。人生わかりませんね。 最後は、スパンダーバレーで、true。女性に人気がありました。ニューロマンティックというジャンルだそうです。 先週今週はほとんど1983年の楽曲ということに気が付きました。
12月7日オンエア:Night Time Music Vol.96 12月はクリスマスの音楽だけではないですよね。ということで、今週来週は12月の音楽
12/7 24:00start FM Ginowan 79.7Mhz 12月はクリスマスソングが取り上げられがちですが、冬の始まりにいい曲もたくさんありますよね。ということで、今週来週は、12月の音楽ということでお届けします。1曲目は、1983年12月1日にリリースされました松任谷由実さんのVOYGERからガールフレンズ。2曲目は12月8日が命日になります、ジョン・レノンから、Mother.名曲です。そして、12月8日からジョン・レノンのドキュメンタリー映画「音楽で世界を変えた男の真実」が公開されます。観に行こうとおもっています。大嶋さんの選曲は、べボ・バルデスのピアノ、ハビエル・ヒルのベースで「緑の瞳」。美しい楽曲です。ベボ・バルデスさんはもともとキューバの音楽家で、革命後亡命してその後はずっとスゥエーデンにお住まいだったそうです。ハビエル・ヒルさんはスペイン出身のジャズベーシストでビレッジバンガード最多出演の音楽家だそうです。最後は、ドナルドフェイゲン、ナイトフライより「愛しのマキシン」こちらも名曲ですね。12月の音楽、来週も続きます。
11月30日オンエア:Night Time Music Vol.95 秋の音楽7回目。最終回です。さだまさしさんの「胡桃の日」をお聴きください。
11/30 24:00start FM Ginowan 79.7Mhz 秋の音楽7回目。
最終回です。一曲目は、1982年リリースの不朽の名作、ドナルドフェイゲンNight FlyからIGY。時節柄いいですよね。続いて、リーオスカーのハーモニカで、Georgia on my mind。心温まる演奏です。リーオスカーはもともとWarのメンバーだということを今回初めて知りました。ハーモニカの製造もしていて、ミックジャガー、ヒューイルイスの御用達だそうです。大嶋さんの選曲は、今日はビルエバンス、Someday my prince will come。1960年の同名アルバムからです。ビルエバンスは私も大好きなピアニストなのですが、その生涯は心休まるものではなかったようです。但し、その孤独感が剃刀のようなビルエバンスの楽曲を成立させているように思えます。さて、最後はずっと皆さんにお届けしたかった、さだまさしさんの楽曲で「胡桃の日」。情景が目に浮かぶ大変よくできた楽曲です。 来週からは冬の音楽ということでお届けいたします。