1月18日オンエア: Night Time Music Vol.102 訃報の多い週でした。ジェフベック、そして、札幌の音楽仲間を偲びました。

1/18 24:00start FM Ginowan 79.7Mhz

悲しいことに訃報の多い週でした。 1月10日に急逝したジェフベックを偲んで、3曲オンエアいたしました。 私にとってのジェフベックといえば、のアルバム、1976年のワイヤードから、Led Boots。 BGMにしましたが、ライブアルバムから、A Day in the Life。始まりの演奏のギターの音がたまりません。 そして、ずっと大好きだった、BBAの I’m so proud。ジェフベックはこうしたR&Bを取り上げるのも粋でした。常に何かしらのブルーステイストがあるのも魅力でした。 大嶋さんの選曲は、マイルスデイビスクインテットで Dear Old Stockholm。何とも言えない切なさが素敵な名曲ですね。 もともとはスゥエーデンの民謡だそうです。サックスは一皮むける前のジョンコルトレーンです。 最後は先週ライブで参加させていただいたCranberry Sauceさんの名曲、Silver Rainです。ボーカルEmmie Beadさんのオリジナルです。 「銀色の雨が降る、涙のように、壊れた心に」という人間の普遍的な哀しみに寄り添うような名曲ですが、演奏した翌日に札幌の音楽仲間の女性キーボードの方の訃報が入りました。その方に捧げます。

1月11日オンエア: Night Time Music Vol.101 2023年、2回目はリクエスト特集になります。

1/11 24:00start FM Ginowan 79.7Mhz 2023年2回目の放送はリクエスト特集になります。1曲目は、リクエスト常連の伊都子ちゃんのご主人から頂戴いたしました。リトルビーバーでParty Down。今回初めて知ったのですが、すごくカッコイイ楽曲です。まさしく、Night Time Musicという印象をうけました。マイアミで活躍されておられるアーティストということです。札幌からはtomoちゃんの、モンキーマジック「空はまるで」。いい楽曲ですよね。モンキーマジックのみなさんは、東北震災のあと、全員で泥かきや瓦礫の撤去の体力ボランティアを続けておられたそうです。大嶋さんのリクエストはラムゼイルイスの The in Crowd。ラムゼイルイスは個人的にはフュージョンのエレクトリックピアノのイメージが強いですが、もともとは、ジャズの名手ですね。若手の育成に力をいれたり、ラジオDJとして活躍していたことは今回初めてしりました。最後は、西川伊都子ちゃんからローリングストーンズ、Emotional Rescue。これは変わったアルバムでしたね。今聴くとまた新鮮な味わいがあります。2月3日、4日と沖縄のライブがきまりました。楽しみです。

1月4日オンエア:Night Time Music Vol.100 1/4 2023年スタートです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

Love Music Together Night Time Music 1/4 24:00start FM Ginowan 79.7Mhz

皆さま、あけましておめでとうございます。昨年中もご愛聴いただきまして誠にありがとうございました。今年も、夜に気持ちのいい音楽を選んでお届けしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。 新年一曲目は、まったくベタですが、ウサギ年ということで、ヴァンヘイレン、1984年の全米1位の Jump。名曲ですね。王様のアレンジでは「ぴょん」になりますが。 2曲目は、スゥイングアウトシスターから Break out。こちらも名曲です。ためらわないで、人のいうことなんか気にしないで、やりたいことをやるのよ、というコーリンドリュリーの元気な歌が素晴らしいです。 大嶋さんに新年の楽曲ということで選んでいただいたのは、デュークエリントンのスタンダード、Don’t get around much any more。今日は、ソニースティットの演奏でお届けいたします。 最後はマービンゲイのPrise。私的な年初めの楽曲なのですが、音楽で平和や尊敬、成長を表現したマービンらしい隠れた名曲だと思っています。今回のリサーチで、マービンゲイが如何にその後の音楽に貢献したかということをしりました。詳しくは番組で。  来週はリクエスト特集になります。

12月28日オンエア: Night Time Music Vol. 99 12/28今年もお世話になりました。2022年をふりかえります

12/28 24:00start FM Ginowan 79.7Mhz 今年も残すところあと4日。今回は今年をふりかえってということで、2022年にオンエアした楽曲からの選曲になります。 今年は、二人のアーティストさんの特集番組を組みました。7月には、6月22日にSoftlyをリリースした山下達郎さん。「ミライのテーマ」を選びました。山下達郎さんの楽曲を聴くと、丁寧に物をつくると時代を超えて評価されることの証明のように思えます。 11月にはブルーススプリングスティーン、11月11日リリースの新しいアルバムの特集を行いました。今日はNight Shiftをお聴きいただきます。人の心の痛みに敏感な人という印象がありますね。そういうところがブルーススプリングスティーンの魅力だと感じます。 大嶋さんの選曲からは、チャーリーパーカーのMy little suede shoes。大嶋さんのジャズの選曲、毎回のリクエストには本当に助けられたと思います。今年もありがとうございました。 最後は、自分にとっての本年度の最優秀R&Bバンドの十三号地楽団さんから、「ぼんやり」。作詞作曲のほまさん、ボーカルのヨッシーさんは、私にとっての男性女性のそれぞれの新人賞です。 来年は1月4日にスタートです。今年も本当にありがとうございました。また、来年もどうそよろしくお願いいたします。

12月21日オンエア:Night Time Music Vol. 98 NTM的2022クリスマス特集です

さあ、クリスマスまであと3日。今回はクリスマス特集です。一曲目は、1984年のBand Aid, Do they know it’s Christmas。先週の話題のニューロマンティックのミュージッシャン達によるチャリティだったというのがわかります。最後のコーラスはいつ聴いても涙がでてきます。Let them know it’s Christmas time againのリフレインの合唱はいいですね。2曲目は昨年のこの時期に遊びに来てくれた松本文子ちゃんが選んでくれた楽曲で、サラマクラフランから、Christmas time is here。雪の積もった静かな晴れた日の朝が見えてきます。スヌーピーのアニメでも使われていた楽曲だそうです。大嶋さんの選曲は、盲目のジャズピアニストのマーカスロバーツからLet it snow。スケールアウトするような音をわざわざ選ぶところがかっこいいです。レイチャールズが音楽のジャンルにこだわらなかったように、マーカスロバーツもモダンジャズではなく、バーで演奏されるようなピアノの音楽を大切にしたそうです。音だけの世界で生きていらっしゃる方には楽曲の良さが全てですよね。最後は関田直美さんのリクエストで、ジョンレノン、オノヨーコ、Happy Christmas。名曲です。来週は今年をふりかえります。

12月14日オンエア:Night Time Music Vol.97 12月の音楽の2回目。整理してみたらほとんど1983年の冬の楽曲でした。

12/14 24:00start FM Ginowan 79.7Mhz 12月の音楽2回目です。1983年の暮れの大ヒット、ホール&オーツのSay it isn’t so。名曲ですねぇ。 2曲目は進化し続けるハービーハンコックの一番チャレンジングだった印象のある、Rock it。不安な夢のようなビデオクリップがすごかったですよね。この年1983年のグラミー賞のR&Bインストゥルメンタル・パーフォーマンス賞をとっています。 大嶋さんの選曲は、マンハッタントランスファーから、Happy holiday。実は、1969年にジャズボーカルグループではないボーカルグループからスタートしているそうです。一度解散したあと、ティムハウザーがタクシー運転手をしていたところ、女性ボーカリストがその乗客になって、そこから、新しいマンハッタントランスファーが生まれたとか。人生わかりませんね。 最後は、スパンダーバレーで、true。女性に人気がありました。ニューロマンティックというジャンルだそうです。 先週今週はほとんど1983年の楽曲ということに気が付きました。

12月7日オンエア:Night Time Music Vol.96 12月はクリスマスの音楽だけではないですよね。ということで、今週来週は12月の音楽

12/7 24:00start FM Ginowan 79.7Mhz 12月はクリスマスソングが取り上げられがちですが、冬の始まりにいい曲もたくさんありますよね。ということで、今週来週は、12月の音楽ということでお届けします。1曲目は、1983年12月1日にリリースされました松任谷由実さんのVOYGERからガールフレンズ。2曲目は12月8日が命日になります、ジョン・レノンから、Mother.名曲です。そして、12月8日からジョン・レノンのドキュメンタリー映画「音楽で世界を変えた男の真実」が公開されます。観に行こうとおもっています。大嶋さんの選曲は、べボ・バルデスのピアノ、ハビエル・ヒルのベースで「緑の瞳」。美しい楽曲です。ベボ・バルデスさんはもともとキューバの音楽家で、革命後亡命してその後はずっとスゥエーデンにお住まいだったそうです。ハビエル・ヒルさんはスペイン出身のジャズベーシストでビレッジバンガード最多出演の音楽家だそうです。最後は、ドナルドフェイゲン、ナイトフライより「愛しのマキシン」こちらも名曲ですね。12月の音楽、来週も続きます。

11月30日オンエア:Night Time Music Vol.95 秋の音楽7回目。最終回です。さだまさしさんの「胡桃の日」をお聴きください。

11/30 24:00start FM Ginowan 79.7Mhz 秋の音楽7回目。

最終回です。一曲目は、1982年リリースの不朽の名作、ドナルドフェイゲンNight FlyからIGY。時節柄いいですよね。続いて、リーオスカーのハーモニカで、Georgia on my mind。心温まる演奏です。リーオスカーはもともとWarのメンバーだということを今回初めて知りました。ハーモニカの製造もしていて、ミックジャガー、ヒューイルイスの御用達だそうです。大嶋さんの選曲は、今日はビルエバンス、Someday my prince will come。1960年の同名アルバムからです。ビルエバンスは私も大好きなピアニストなのですが、その生涯は心休まるものではなかったようです。但し、その孤独感が剃刀のようなビルエバンスの楽曲を成立させているように思えます。さて、最後はずっと皆さんにお届けしたかった、さだまさしさんの楽曲で「胡桃の日」。情景が目に浮かぶ大変よくできた楽曲です。 来週からは冬の音楽ということでお届けいたします。

11月23日オンエア:Night Time Music Vol.94 11月11日発売のブルーススプリングスティーンの新譜を特集しました。

11/23 24:00start FM Ginowan 79.7Mhz

今週は11月11日に新譜がリリースされたブルーススプリングスティーンの特集です。 Only the Strong Surviveは基本、60年代70年代のソウルミュージックをカバーしたアルバムになります。ご自身が若かった頃の思い入れの強い楽曲ということ伝わります。当時のアメリカ東部のサーファーは「ビーチ・ミュージック」といって、ウエストコーストのサーフィンミュージックではなく、リズムアンドブルースを聴いていたそうです。ゆえに、モータウンなんかが若者たちの間で人気があったそうです。知りませんでしたね。 80年代のソウルもカバーしています。コモドアーズの、Night Shift, フォートップスのWhen she was my girl。そしてアレサがカバーしたという、ベンEキングの、Don’t play that song。いずれも誰もが人生で出会う喪失の悲しみ切なさによりそうような楽曲で心にしみます。Check it Out

11月16日オンエア:Night Time Music Vol.93 秋の音楽の6回目。ジャズはロンカーターをお届けしました。

11/16 24:00start FM Ginowan 79.7Mhz 秋の音楽の6回目です。今日も元気なファンキー姐さんのキャンディ・ダルファーのTommy Gunからスタートです。元気がでますねぇ。最近インスタもよく更新されていますね。2曲目は、リクエスト常連の伊都子ちゃんのご主人からリクエストをいただきました。うれしいです。こういうの。大村憲司さんからThe Prince of Shaba。西部劇のテーマ曲のイメージだそうです。確かに、マカロニウエスタンではこういうエレキギターの使い方ありましたね。大嶋さんの選曲は、ロン・カーターでDouble Bass。サントリーウィスキーのコマーシャルで使われていたそうです。そういわれてみればそんな記憶がありますね。音楽大学の先生として20年、プロのベーシストとの2足の草鞋をはいていたそうです。大したものですね。最後はUK ソウルでしめました。The AffairでThis man of mine。メインボーカルだったヘイゼル・フェルナンデスは、今やジャパンアニメのブリーチのテーマ曲をうたっているそうです。スロージャムというか、艶やかなスイートソウルミュージックという感じです。来週はちょっとした特集を組む予定です。